タンパク質について

【タンパク質の働き】

私たちの体の中には、約3~10万種のタンパク質が存在し、それぞれ独自の働きをしています。


体を動かすことはもちろんですが、栄養や酸素の運搬や免疫機能を保ち、私たちの体を守る働きもあります。


体の構造・機能の維持や、体内で触媒や酵素になるものもあり、その働きは多様です。



【タンパク質の必要量】

厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」によれば、一日あたりのタンパク質平均必要量は成人男性で50g、成人女性で40gと定義されています。


可能であれば成人男性は60g、成人女性は50g摂ることが推奨されています。


ただしタンパク質を摂りすぎると体に悪影響を起こす事も研究報告があります。



【タンパク質の摂りすぎが起こす現象】

①内臓疲労

摂りすぎたタンパク質は分解され窒素→アンモニアとなり、その後肝臓で分解され尿素となり腎臓から尿として排泄されます。


摂りすぎると肝臓や腎臓に負担がかかるために、内臓に負担をかける原因となります。


②カロリーオーバー

タンパク質の中でもお肉や卵はカロリーが高いために摂りすぎると肥満の原因となります。


③尿路結石のリスク

動物性タンパク質を摂ると、体内にシュウ酸や尿素が増え、便から排泄できなかったシュウ酸は尿から排泄される時にカルシウムと結合し石のような塊となり、尿路結石の原因となります。


④腸内環境の乱れ

動物性タンパク質を摂りすぎて、代謝などで利用されなかったものは腸へ運ばれます。


そこで動物性タンパク質は悪玉菌の餌となり、腸内環境を乱す原因となります。



【食事のポイント】

食事のポイントとしては、高タンパク・低カロリーの食事をする事です。


食材は脂身の少ない肉類や魚と脂肪分の少ない乳製品を選ぶ事をお勧めいたします。


調理法もゆでたり蒸したりする調理法は余分な油分を摂取せず、タンパク質をより効率的に摂ることができます。



【まとめ】

本日はタンパク質についてお伝えしてきました。


タンパク質は三大栄養素の一つで体の機能や構造保つだけでなく、体内の酵素や触媒にもなる必要不可欠な物です。


成人男性で50g、成人女性で40gと言う摂取量を目安に出来るだけ摂取していきましょう。


出来ることからコツコツとヘルスリテラシーを上げて健康生活を送りましょう。


こちらで健康や美容に関するお家で簡単に出来るセルフケアをお伝えしておりますので参考にしていただけると嬉しいです^ ^


最後までご覧くださりありがとうございました!

annulus

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